今は2014年、子供や学生だったころに読んでいた
60年代、70年代、80年代の近未来SFで舞台になっていた時代にもうなってしまっています。

「2001年宇宙の旅」の2001年や、「2010年」もとっくに過ぎてしまいました。
今は当時から見た「近未来」そのものです。

当時の近未来SFを思い出してみると、今の現実とはずれていることがいろいろあります。
たとえば、2004年に鉄腕アトムが誕生したことになっていますが、
ああいうヒューマノイド型ロボットはまだできていません。

昔の近未来SFの映画などでは今頃は自動車が空を飛んでいるはずなのですが、そんなことも起こりませんでした。

あのアーサー・C・クラークでさえ、コンピュータが小型化することを予測できなかったし、
フィリップ・K・ディックでさえ2000年ごろまでに冷戦構造が終わることを予測できませんでした。
携帯電話がこんなに普及するということを予測できたSF作家がいたでしょうか。

もちろん、SFは別に未来を予測することが目的ではありませんが、
やはり人間の想像力というのは限界があるのだなあと思ったりします。

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